洗浄装置/完全密閉洗浄装置開発/株式会社ケンテック

洗浄装置に関するお問合せ

(1)溶剤密閉化基本機構
洗浄・コーテイング・水切り装置の密閉化溶剤の流れの完全な制御・管理による環境汚染の防止

洗浄装置系内に空気が入り込んだり、或いは、系内から溶剤ガスが排出しないようにするために、
従来の洗浄装置のように開放部分を持たず、化学プラントと同様に、全ての装置がパイプにて完全に連結密閉化され、
さらに、装置内ガス容量変化に対応できるように容量可変のガスホルダーに連結され、
装置全体が常に微弱な(+)圧に維持され、内部ガスの漏れ出し、外部からの空気侵入はない。

また、ワークの出し入れによる空気の系内同伴、或いは、溶剤ガスの系外への排出がないように、
ワーク同伴空気は予め真空ポンプにて系外に排出した後、ワークを洗浄系内に持ち込むことで、
また、ワーク同伴溶剤ガスの排出がないように、同伴溶剤ガスを真空ポンプにて系内回収した後、
ワークを取り出すことで防止している。
可燃溶剤の場合には、溶剤が存在する系内は空間は窒素にて置換され、酸素濃度を可燃濃度以下に維持する。


(2)ケンテックPCS水切り乾燥装置の基本機構

溶剤の損失をなくすPCS溶剤密閉化機構は(1)と同じである。
水切り乾燥装置からのアルコール排水は濃縮され、独特の技術で水切り溶剤にリサイクルされ、
新たなアルコールの補給なしに水切り溶剤のアルコール濃度が維持されえる。